100円ショップを上手に利用するために
100円ショップってとても便利ですよね。
私も大好きで一週間に一度は必ずどこかしらのお店に入っているような気がするくらいです。
中に入ると本当にたくさんの品物が安く売られているので、最初は買わなきゃいけないものをいくつか決めていたはずでも、ついつい別のものも一緒に買ってしまっていたようなこともよくあります。
たくさん買っても千円ちょっとくらいですんでしまうのも100円ショップの大きな魅力なんですが、時々「失敗したな」と思えるようなこともあったりします。
というのも100円ショップに売られているもの=安いものという先入観があるせいか、ついで買いをしてしまった品物の中には他のお店なら100円以下でも購入することができたというようなものもあるからです。
封筒や消しゴムといった文具系によくある現象ですが、中には100円どころか80円くらいと2割も安い価格でよそで売っていることもあったりするので、買う前にちょっと冷静になるクセはつけておきたいところですよね。
100円ショップの品物の謎
気になったので私なりに100円ショップについて調べてみたところ、その価格には相応の秘密があることがわかりました。
考えてみれば「これも100円で買えるの?」と疑ってしまいたくなるような品物もたくさんあるということは、どこかで何らかの帳尻合わせが行われているということでもあります。
あれだけ多くの品揃えをしているお店というのは、他の業種ではそうそう見ることができませんが、それもそのはずであえて品揃えを増やすことで原価と利益率の調整を行っているのだといいます。
つまり、ある品物は100円で販売をしてもほとんど粗利が出ないのに対し、ある品物はかなりの利益になるというふうなしくみです。
私たち購入者はそうしたしくみはよくわかっていない人がほとんどですから、たくさんの品物を購入するときには自然とお店にとって利益率が高い商品と低い商品を混ぜて購入することになります。
その結果として平均的に100円で販売をしてもお店全体の売上を一定に保つことができるというわけです。
100円ショップの上手な利用方法
便利で手軽な100円ショップですが、100円という低価格を実施するために商品そのものの質をあえて落としているような例もよくあります。
例えば工具類なんかがそうで、ペンチやスパナなど一見役に立ちそうなもののように思えますが、業務利用などハードな使用シーンになるとたちまち折れたり曲がったりしてすぐに役に立たなくなってしまいます。
組み立て家具を作るときなど、その時に間に合わせられれば十分ということなら100円ショップのものでもよいのですが、長く本格的に使用するというときにはやはり多少高くなってもよいものを購入した方がお得といえるでしょう。
100円ショップを上手に利用する方法としては、「消耗品」「間に合わせでも必要なもの」「季節もの」を買うというのがおすすめになります。
どのみちすぐ捨てなくてはいけないものや、イベントなどでその時にだけ必要なものを買うなら100円ショップはお手軽ですしかなり質の良いものを探すことができます。
また最近は100円ショップ専門で販売される化粧品やマニキュアといったような製品の人気が高くなってきています。
体につけるものと100円ショップは敬遠されがちですが、ここ最近では品質が急上昇しており、かなり便利でよいものを買うことができるようになってきています。