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情操教育に犬が良い理由

犬と子供
情操教育

犬と子供の関係が作り出すもの

情操教育のために一番よいのは、何か動物を飼ったり植物を育てたりすることなんだそうです。

確かにそうした人間以外の生物の世話をするということは、自分が無責任な行動をするとすぐに相手が健康を損ねてしまうことになりますから、愛情を継続的に育てていくという意味でも大変に有効な手段であるということは想像できます。

しかし数多くいる動植物の中でも、特に犬という動物は子供の情操教育に大変よい影響を与えてくれる存在なんだそうです。

家で飼うことができる動物というと、犬の他に猫やうさぎ、ハムスターやモルモットといった小動物が一般的です。

ですがその中でも高い知能を持って人間のパートナーとしての存在になってくれるものというのはせいぜい犬と猫くらいのものでしょう。

犬と猫は一見同じように見えますが動物としての性質がかなり異なっており、犬の方が人間に対しての忠誠心が全体的に強いという傾向があります。

犬は人間が散歩に連れていかないといけなかったりする手間はかかりますが、その分きちんとしつけをすれば覚える芸も多く、盲導犬や災害救助犬のようにかなり利口な行動をとることもできるようになります。

それだけに一緒に生活をしてしつけをする人間の役割は大変に大きくなり、それが子供にとっての心の教育にはとても適したものになるんだそうです。

犬は人間と基本的な脳の構造が同じ

犬好きの私などは子供の時から長年にわたってたくさんの犬と一緒の生活をしてきました。

そこで何度か経験をしたのが「この子(犬)は本当は人間の言葉を理解しているんじゃないか?」という疑問です。

犬を飼ったことがある人ならおそらくわかってもらえると思うのですが、人間同士でしている会話の内容に合った行動をしてきたり、感情を表現したりすることがあったりします。

例えば散歩について誰がするかという話をしているとロープを持って近づいてきたり、犬の容姿について(最近太ってきたなど)噂をしていると悲しそうにして静かになってしまうというような場合です。

ちょっと調べたところ何でも犬の脳の構造は基本的には人間とよく似ているということなので、長年一緒に生活をしているうちに人間の子供と同じように言葉を覚えたり次の行動を記憶の内容から予測をすることができるようになるということなのかもしれません。

この脳の機能が近いということが、子供にとって言葉ではなく気持ちで通じ合うことができる存在になってくれるという経験にもつながっていきます。

大人になってからも言葉を交わしたわけじゃないのに相手と気持ちがつながったと感じる瞬間というのはちょっとした感動になりますから、それを子供のときに多く経験できるというのはとても貴重なことだと言えますね。

相手に尽くすということも学べるかも?

もう一つ私が犬という動物で好きな点は、忠誠心が高く相手に尽くすという行動を自然にとることができるということです。

犬は昔から人間の狩猟の手伝いをするという役割をしてきた動物だけあって、飼い主である人間に対してとても忠実な態度をとってくれます。

しつけにもよるんでしょうが、一緒に生活をしていてこちらのことをきちんと理解して言うことを聞いているんだなと感じる瞬間もたくさんあります。

子供を教育していてなかなか難しいと感じるのが、損得ではなく相手を大切にするという気持ちをどうやって教えていくかということです。

幸いにしてうちの子は真面目な性格をしてくれているので、街中ですれ違うような人にもきちんと敬意を示しなさいということを理解して実践していますが、もし「どうして?」と聞かれるとうまく答える自信がありません。

そこで犬と一緒に生活をすると無条件で相手に尽くすということを自然にしてくれるので、私なんかよりもよほど上手に息子に人生の手本を示してくれていると思うこともあるくらいです。

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