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  3. 心が育つ部屋を作ろう

心が育つ部屋を作ろう

子供部屋
情操教育

子供部屋は何歳からが適切か?

うちは戸建住宅なので、新築で作るときにはあらかじめ将来子供のための部屋にすることを想定した部屋がいくつかあります。

ですが新築当時はまだ子供は就学前で、一人だけの部屋を持たせることができませんでした。

そこで移り住んでからこれまでの数年は特に子供専用の部屋というものは作らずに、基本的に勉強や就寝は親がいる部屋で行うというふうにしてきました。

とはいえそろそろ息子も10歳近くになってきて自我も出てきたところなので、いよいよ子供部屋デビューか?という頃になってきました。

同年代のママ友さんたちと話をしていてもこの子供部屋問題というのはかなり意見が分かれる問題です。

同じような住宅事情の家庭では、小学生にあがるかどうかというくらいから早々に子供部屋に移らせたという人もいれば、中学生までは必要ないとはっきり方針を示しているという人もおり、家庭の数ほど子供部屋の形があるんだなと思ってしまいます。

子供の自立と個人部屋の関係

子供部屋を早く与える一番のメリットは、早くから自分専用のスペースを持つことができるので自立心を養うことができるということでしょう。

自分の部屋を持つということは単に自分ひとりだけで自由に使うことができる広いスペースができるということだけでなく、空間の管理をするという独立心を持つことになる教育的な効果が期待できます。

実際私のママ友のうち早くから部屋を持たせている人などはそうした自立心を意識して与えているようです。

欧米などでは生まれてすぐから子供部屋を作ってベビーベッドもそこにおいて一人で寝かせるという習慣があるといいます。

ですが実際のところ子供部屋を早くに与えられた子供が早くから自立心を持つことができるかというと、そうでもないという研究もあるといいます。

というのも仮に自分用の部屋というスペースを早くから貰い受けても、その部屋の掃除をしたり自分の持ち物を管理することができずに親がやってしまっていては意味がありません。

子供の発育についての研究でも、自分で自分の生活の管理ができるようになってからでないと部屋を与える必要性は薄いと言われています。

自分で宿題などの勉強をしたり、明日の準備や整理整頓がきちんとできるというと年齢的には少なくとも小学生高学年くらいからと思うため、思春期になるかどうかくらいが子供部屋を与える適齢期ということになるでしょう。

我が家での子供部屋について

我が家では現在一応お部屋に余裕はありますが、きちんと「子供部屋」という名称の部屋はありません。

では普段はどうやって生活をしているかというと、基本的には宿題はリビングに置いてある子供用机を使うようにしており寝るときだけは親の隣の部屋に行くスタイルをとっています。

親の目があるからでしょうか、学校からの宿題も家に帰ってすぐからとりかかることも多く親としては嬉しいくらいにしっかりした生活を送ってくれています。

とはいえこれからどういった思春期を迎えていくかわからないので、その時にはまた息子と相談しながら決めていきたいですね。

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