ドライブがてら動物園まで遠出
家族で久しぶりに遠出をしようという話になり、急遽日曜の朝から北関東方面にドライブに出かけました。
夫の運転でひたすら常磐自動車道を北上し、茨城県に入って向かったのが「日立市かみね動物園」でした。
日立市かみね動物園といえば北関東最大規模の動物園として有名なところで、特にゾウの飼育規模が大きいというところが特徴です。
最近は動物園の数が少なくなってきていますから、子供がたくさんの動物に触れることができるこうした施設はありがたいところです。
かみね動物園の地図を見た時は海沿いにあることはわかっていたのですが、実際に到着をしてみると「海の見える動物園」というちょっとめずらしい景色になっていました。
海のそばにあるというと水族館だと思うんですが、かみね動物園は1957年に開園して以来ずっとここにあるということなので、もとからそういうコンセプトだったみたいです。
動物園の中には熱帯動物が多く集められていて、目玉のアジアゾウを始めとしてシマウマやキリン、サイやカバなどの大型動物がいます。
大型動物だけでなく丹頂鶴やホロホロチョウといった小さな鳥もたくさんいて種類の多さにとにかく圧倒されてしまいました。
サルなど霊長類も多かったのでサル好きの人にとってもおすすめの場所です。
レッサーパンダがものすごくかわいい
夫や息子はもっぱらライオンや虎などの大型猛獣が気に入ったようでしたが、私は小型動物のレッサーパンダに一目惚れをしてしまいました。
レッサーパンダはテレビでもよく紹介されていますが、やっぱり実物で見たときのインパクトは絶大で、動いているところを見たら大抵の人はやられてしまうのではないかと思います。
かみね動物園では二匹のレッサーパンダを飼育しているのですが、この二匹にも微妙に個性があっていつまでも見ていられるような気になりました。
たまたまタイミングが合わなかったので餌やり体験をすることができませんでしたが、そうしたふれあいもできたらもっと楽しかったかなと思っています。
動物園の見どころのもう一つが動物の家族の様子で、小さな子供たちが親の動物に甘えている様子はどんな種類でもとても心がなごみます。
息子も子供の動物については気になるらしく、見つけるたびに興奮して観察をしていました。
動物園自体は昔ながらの施設といった感じで今時の派手なアトラクションやショーがあるというわけではなかったのですが、その分のんびりと広い園内を散策するという楽しみがありました。
帰りには茨城のおいしいものを家族で一緒に食べて十分に充実した家族の休日を送ることができたと思います。
近場でのんびり動物を見たいという人は行ってみてはどうでしょうか。