久しぶりに友人とお茶しました
ついこの間、久しぶりに友人と近くの喫茶店でお茶をする機会がありました。結構頻繁に連絡を取り合うくらいの仲で、旅行にいったり外食したりもしています。今回も、お互いのスケジュールを調整して休日の余裕のある時間帯に会うことになりました。
軽いバーのようなちょっとお洒落な雰囲気の喫茶店で、友人と久しぶりに顔を合わせました。ちょっと疲れているのかなと思うくらいだったので、生活スタイルについて聞いてみると、どうやら友人は今、転職活動をしているそうです。「仕事を変えちゃうの?」と思わず口に出た言葉に友人も苦笑いをしながら、うなずきました。
もう少し詳しく友人に聞いてみると、保育士として働いていて、仕事の量と月々に頂く給料が見合っていないとのこと。色々な仕事を任されており、日によっては残って書類作成もしているようですが、頑張りがお給料に加算されないので、モチベーションが上がらず困っているそうです。
好きな保育士の仕事だとしても、任されるだけ任されて、ただ働きのような毎日を送りたくないともいっていました。そこで、悩んだ末に転職することに決めて、好条件で雇ってくれる保育園を探しているとのことでした。
大変そうで励ましてあげたい
友人の話を聞いて、大変そうだとすぐに感じましたよ。転職活動がわるいというわけではありませんが、仕事を変えるとなると収入は安定しなくなるのでこの先、生活の不安も溜まっていくと思います。
本当なら、「大丈夫?」とか「きっとうまくいくよ」と励まして、落ち込んでいる状態から少しでもポジティブになるようにしてあげたかったのですが、それって人によってはかえって逆効果になりますよね。頑張っている人に「頑張って」っていってるようなもので、本人からすると、軽い言葉に聞こえてしまうこともあるでしょう。
だから私は、友人の話を聞いたうえで、現状の様子を細かく知ることにしました。それから、なにか転職のヒントになるようなことが浮かんだら提案をしてみることに。例えば、保育士の場合、私立の保育園と公立の保育園とで、お給料の差が激しいと聞いているので、それを伝えたうえで、転職先は公立の保育園を視野に入れると良いよってくらいにアドバイスしました。
悩んでいるときって、心配されることで心が落ち着く人もいますが、多くの人は問題解決となるヒントがほしいと個人的に考えています。そもそも、心配されても前にすすめるわけではありませんし…。心配や応援したい気持ちをそのまま、口にするのではなく、言葉をかけるなら、悩んでいる本人が何を必要としているかでしょうね。