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  3. リトミックの教育効果
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  3. リトミックの教育効果

リトミックの教育効果

幼少期
情操教育

リトミックの驚きの効果とは

「リトミック」は一時期大々的にメディアに取り上げられていた時期もあったので、詳しい内容はともかく名前だけは知っているという人が多いようです。

私自身も子供が生まれて間もないリトミック適性期にはその存在を詳しく知ろうとしていなかったので、きちんと内容を理解することができたのはかなり後になってからのことです。

今思えば早いうちから知っていれば積極的に子供の情操教育に使える教育方法だったのですからかなり後悔をしています。

我が子には直接関係なくなったとはいえ、詳しく調べるほどその教育効果の高さというのは驚くことが多いので今回はリトミックを早期教育として取り入れることで具体的にどういうメリットがあるかということを簡単に説明してみたいと思います。

リトミックとはだいたい1歳半くらいの自分の足で立って歩くことができるくらいからの時期に始めるのが適性で、音楽を聞きながら体を動かしたり言葉や数字を覚えていくというのが主な実践方法です。

音感と一緒に育つ自立心

音楽を聞きながら体を動かしたり数字や単語を読み上げるというと、リトミックの目的は記憶力の強化や音感の育成のように感じますが決してそういうわけではありません。

もちろん子供の頃からよい音楽を多く聴くということは音感やリズム感を養い、将来の楽器演奏や歌唱の能力を高めることができます。

ですがリトミックという教育方法の目的はそうした音楽的センスよりもむしろ、音楽を通して養う「心」の方にあります。

リトミックができるだけ幼少期から始めることを推奨している理由は、幼い時期というのは精神的な基盤の部分がまだできていないため、まずはそのあとに覚える言葉や数字を記憶しやすくする思考力のもとを作ることができるからです。

人は勉強でもスポーツでも上達をするためにはすべきことに打ち込む集中力や、よりよい方法を考える思考力、さらに判断力や記憶力といったさまざまな能力が必要になります。

子供のうちに十分に情操教育がされていないと、勉強しなくてはいけないとわかっていてもすぐにぼんやりと落ち着かない態度をとってしまったり、与えられた課題の内容を早く判断することができなくなったりします。

リトミックの目指すのはまさにそうした精神のもとになる部分の発育を促すことです。

きちんと自己表現できるようになる

精神面がきちんとできてから覚える勉強というのは非常に効率がよく、短い時間でも内容を理解したり記憶にとどめておくことができるようになります。

それとリトミックでは思考力を養いつつも、歌や踊りという表現方法をみんなの前で見せるということによる自己表現の方法を学んでいきます。

反抗期や思春期では親に対して子供は反発した態度をとりがちですが、これは自分の気持ちをうまく表現できずに親や周囲に自分の思いを伝えることができないもどかしさもかなり関係しています。

リトミックでは自分で表現をすることで周囲とコミュニケーションをとれるようにするという訓練も兼ねていきますので、自分や周囲の気持ちがわかるようになり人間関係の形成もしやすくなってくれます。

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