子供にとっての「生きる力」って何?
子供が小学校に入るかどうかというくらいの時期には、近所でかなり頻繁に子供の教育に関するセミナーが開催されていました。
これはどうもその時期にいじめに関する事件が全国で多く起こっていたせいらしく、これから小学校という集団生活を送ることになる子供とその親に対して勉強以外の部分で心を強くしていくためにはどうしたらいいかということを考えてもらいたいという趣旨があったようです。
私も何度か参加をしましたが、そこで何度も聞かれた言葉が「生きる力」ということでした。
「生きる力」というのはどうももとは文部科学省が通達として出した内容から来た言葉なんだそうで、自分で自分の行動をしっかりと考えて行ったり、批判や間違いの指摘をされてもそこで心を簡単に折ってしまわないようにするための力をいうようです。
今でも時々小中学校くらいの幼い子供がいじめを苦に自殺をしたりするような事件が聞かれたりしますが、もしそうした苦しい事態に直面したときにどういった方法で問題解決をするかということもこの「生きる力」には含まれるようです。
とはいっても親である私自身も子供に誇れるほどの「生きる力」があるかというとそれほど胸を張ることができなかったりしますので、そこはやはり専門家の意見を参考にしながら家庭生活を作っていくべきと言えます。
文部科学省の定義する「生きる力」とはすなわち「知・徳・体のバランスのとれた力」のことなんだそうですが、正直ちょっとわかりにくいですよね。
聞けば聞くほど反省すべき点がたくさん
子供に生きる力を付けさせるための方法についても多くの専門書やセミナーで説明がされています。
それでしばしば聞かれるよくない例として「親が子供の行動にいちいち口を出しすぎる」ということや、「放任すぎて無関心」といったことが挙げられます。
うちはあまりごちゃごちゃと息子に指示をするようなことがないように気をつけてきたつもりではあったのですが、それでも自分が忙しくて息子のやり方を待っている余裕がないときにはああしろこうしろと勝手に物事を決めたり、よけいな干渉をしてしまった覚えがあります。
特に男の子の場合は母親から強い干渉を受け続けると気持ちが育たず自信のない大人になってしまうことが多いそうで、繊細な子供の時期をどう過ごさせてあげるかということは重大な責任があるんだということを実感しています。
自分としてはよかれと思ってやっている行動でも、知らずに子供の心を傷つけたり成長を妨げたりしてしまうこともあるみたいなので十分に気をつけていきたいところです。
自分のことは自分でさせよう
それと私的にかなり深くささったのが、できるだけ本人ができることは本人にさせるのがよいということです。
そしてそうしてさせた行動についてはダメ出しをするのではなく、できたことを目一杯褒めるようにするべきといいます。
私は自覚している通りちょっとせっかちなところがあって、息子が自分で思っていたよりも遅い行動をしているとイライラとしてしまうことも実はあったりします。
子供の成長は親の思い通りに進まないものなんだということを頭に入れて、これからはできるだけ息子のことをじっと待って見守るくらいの器を持って接してあげたいです。
グローバルに活躍できるように
そういえば我が家の息子は将来パイロットになりたいと言っています。
きっと男の子なら一度は憧れる職業のひとつだと思うのですが、息子がそう思うのなら親としても精一杯アシストしてあげたいなと思います。
大人になるまでの過程でその夢が変わってしまう可能性もありますが、将来的にその夢を後押しできるように英語を学ばせるのもひとつの手かも知れません。
タイミングよく我が家の近くにも子供英会話のイーオンがあったりするのでいいかもしれないです。
あとパイロットというとどんなことが必要なんでしょうね。
高校生になってもパイロットになりたいというのであれば留学に行くのもいいのかもしれません。
どういったところなら学べるのか探してみたところアメリカ留学のNCN米国大学機構でパイロットになるための航空学を学べるようなので、私が忘れないようにしたいと思います。
気が早いと思うかもしれませんが、今の内に調べておくことで息子のために必要な今後の教育費なども目安としてわかるようになっていいんじゃないかと思います。
これからも息子を見守っていきながら必要なときに手助けできる親を目指していきます。