まずは練習から
今私が一番はまっているのが“あみぐるみ”の制作です。
あみぐるみとは毛糸を編んで形を作り、
その中に綿を入れてつくるタイプのぬいぐるみのことです。
調べてみたら「日本あみぐるみ協会」という組織もあるくらいで、
あみぐるみのアーティストとして活躍されている人もたくさんいるようです。
あみぐるみのよいところは普通のぬいぐるみと違って毛が散らばらず、
特別な材料がなくても作ることができるということです。
有名なあみぐるみアーティストの方の作品をみてみると、
よくこんな作り方を思いつくなと感動してしまうような工夫がされていたりします。
材料や作り方がシンプルであるからこそ、
いろいろな工夫の余地があるということかもしれませんね。
私があみぐるみを始めたいと思ったキッカケは、
「愛犬の毛を使ったあみぐるみ」という不思議なジャンルがあることを知ったからです。
以前から小物づくりが大好きで編み物などもちょくちょくやっていたので、
愛犬ココの毛を使ってココにそっくりの人形が作れたら素敵だと思ったのでした。
ココは小型犬ですから、ちょっと気合を入れれば実物大のココ2号を作ることもできます。
とはいえあみぐるみ初心者の私がいきなり
そんな難易度の高いことにいきなり挑戦するのはハードルが高すぎるので、
今は初心者でも簡単につくれる小さなあみぐるみから練習をしているところです。
似せる難しさ
あみぐるみにはたくさんの種類があって、
初心者でも簡単に作れるキットも販売されているのですが、
将来的には自分オリジナルの作品を作りたいと思っている私は、
まずは形状が簡単なものから自分なりに製作をしていくことにしました。
あみぐるみ初心者に向いているのは、
お魚やネズミといった手足のないタイプの丸まっこい形状のものです。
実際に作ってみたら簡単で、小さなものなら半日でできてしまったりしました。
そこからちょっと難易度を上げて手足をあとづけするクマさんやネコさんに挑戦してみたのですが、
これがその動物らしく見せるのがかなり難しいことに気が付きました。
なるほどアーティストとして活躍されている方たちというのは、
指先が器用であるということの他、それぞれ作りたいと思う動物などの
形状をとらえる力があるのだなと今更感心してしまったりもしました。
今はまだギリギリ初心者なのでオリジナル作品というのは難しいですが、
コツコツ練習をしながらココらしさをどこにだそうかということを考えている毎日です。